こんにちは、るーです。
積立NISA、iDeCoとか最近よく聞くけど一体何?
老後2000万円必要って聞くけどそんなお金どこにもないよ~
という方。
私も数年前までそう思っていました。
株とかギャンブルでしょ?と思ってました。
そんな私も約3年前から株式投資を始め、積立NISA、iDeCo、FXと幅広く手を出した結果、失敗もしましたが、資産は少しずつ増えています。
そんな私の少ない経験の中で思うに、資産運用って軌道に乗ると自分で調べるし、わかってくると楽しいのですが、最初の一歩がすごく踏み出しずらいと思うのです。
なので本記事では資産運用について、はじめの一歩を踏み出せるよう、簡単に書いていきたいと思います。
そもそも資産運用って何?
資産運用は簡単に言うと労働しないでお金を増やすことです。
自分が働いてお金を稼ぐのではなく、預貯金や株式、債券、投資信託といった金融商品を利用することで、手持ちの資産を増やしていく方法です。
貯金について考えてみて下さい。
銀行にもよると思いますが、年に2回くらい『利息』が振り込まれていませんか?
100万円を金利0.1%の普通預金に預けているとすると、年間1,000円の利息をもらえるのです。
これも立派な資産運用です。
金融商品の種類によって値動きが大きかったり、利子が高かったりと差はありますが、ベースは貯金と同じです。
ただ、貯金と違うのは購入金額より、マイナスになってしまったり、思ったような成果が得られなかったりする可能性が高いということです。
次に主な金融商品について説明します。
円預金
まさに始めに例で挙げた貯金です。誰しもが大なり小なり預金をしているとおもいます。
円で預金をしているといわゆる円預金となります。
銀行に預金しておくと、銀行毎に設定された金利に合わせて『利息』をもらえます。そのため、預金も1つの資産運用です。
預金にはいつでも引き出しができる「普通預金」と一定期間引き出せない代わりに金利が高い「定期預金」、条件に合わせて金利が変動する「仕組預金」などがあります。
預金は基本的に元本(預けたお金)より少なくなることがなく、非常に安全です。
しかし、その反面、超低金利なので円預金でお金を増やすのは不可能に近いです。
外貨預金
円でなくドルやポンドといった外国の通貨で預金することです。
円に比べて金利の高い国の通貨で預金することで、円預金以上に『利息』をもらうことができます。
ただ、いいことばかりではなく為替に注意が必要です。
「円安」「円高」なんて聞いたことはないでしょうか。
ドルやポンドで預金するということは、円に戻すときに円高だと損をしてしまいます。
例えば、1ドル100円の時に外貨預金に1ドル預け入れたとして、1ドル110円の時に円に戻せば110円になりますが、1ドル90円の時に円に戻すと100円が90円になってしまいます。
外貨預金は円預金に比べてリスクが高いといえますね。
債権
債権は、国や地方公共団体、企業が投資家から資金を調達したいときに発行するものです。
『国債』とか聞いたことありませんか?
例えば、日本国債は日本国がお金を集めるために発行している商品です。日本国債を購入することで日本国にお金を貸すことができ、利息をつけて返してもらえるのです。
当然、企業が発行する債券(社債といいます)は、企業が倒産すれば帰ってこないので、どこの発行する債券を購入するかが重要です。
一般的に信用度の高い発行体の発行する債券は利率が低く、信用度が低い企業の発行する債券の利率は高いです。
ほかにも、外国債券というのもあり、その場合は外貨預金と同じで為替によって円に戻したときの価格がかわるので注意が必要です。
株式
企業がお金を集めるときに発行するのが『株式』です。
企業が「〇〇円ほしいから△△円で××枚の株式を発行します~買ってください」といった感じです。
企業の将来性や配当が魅力ならたくさんの買いたい人がいるわけですから株価(株式の値段)は上がり、逆なら下がります。
この株価の上下で安いところで買って、高いところで売れば利益が出るわけです。
つまり、イメージとしては「自分が良いと思った企業にお金を出資して、経営は企業任せで、利益が出れば出資分自分も儲かることができる」ということです。
株式の購入者(出資者)のことを「株主」と言って、「株主」になると、株主総会という会社の意思を決定する会に参加できたり、株主優待という株主へのお礼をもらったりすることもできます。
他の金融商品と一緒で、外国の株式を購入する際は為替が影響してくるので、注意が必要です。
投資信託
投資信託は様々な株式や債券、不動産などを詰め合わせたお弁当パックみたいな商品です。
投資家からお金を集めて、運用の専門家が株式や債券などで運用し、その成果が投資家に還元される金融商品です。
大きく分けると様々な指数に連動する「インデックスファンド」と指数よりも良い成績を目指す「アクティブファンド」に分かれています。
指数というのは日経平均やS&P500などのことで、日経平均連動型の「インデックスファンド」は日経平均株価(簡単に言うと日本の代表的な企業225社の株価を足して225で割ったもの)に連動した投資成績を目指しています。
なので日経平均株価が下がれば日経平均株価連動型の投資信託の価格は下がり、逆なら上がります。
「アクティブファンド」は「インデックスファンド」とは違い、指数を上回る成績を目指しています。
なので、特定の指数に投資するわけでなく、運用の専門家がリターンを上げるために研究して組入れ銘柄を決めています。
投資信託のメリットとしては、様々な株式などの金融商品を全て自分で購入する手間なく、投資信託の運用方針に合わせた金融商品を間接的に購入し、利益を得ることができることです。
デメリットは、運用を専門家に任せる分、手数料がかかることです。
専門家の手間が増えれば増えるほど、手数料は高くなるので、指数連動型の「インデックスファンド」では手数料が安く、「アクティブファンド」では高くなるという点も注意が必要です。
また、投資信託も外国の株式を組み入れたものは為替リスクがありますので注意が必要です。(為替ヘッジありといって、為替リスクをなくしたものもありますが、手数料が高くなります。)
まとめ
資産運用について簡単に説明して、代表的な金融商品、「円預金」「外貨預金」「債券」「株式」「投資信託」について記載しました。
これらの金融商品を使って資産を増やしていくのが資産運用です。
少しでも資産運用に興味をもっていただければ幸いです。
それではっ!
コメント