こんにちは!
るーです。
今日はETFについて書いていきます。
ETFとは?
そもそもETFって何?
私が積立NISAに慣れてきて、次に何に投資しようと思っていた時に、調べ始めたのがETFでした。
ETFは上場投資信託と言って、株のように上場している投資信託のことを言います。
積立NISAでインデックスファンドの投資信託を積立している方も多いと思いますが、その投資信託が上場している金融商品です。
上場していることによって、投資信託では売買タイミングを決められなかったところ、金融商品取引所の開いている時間ならいつでも売買することができます。
ETFのメリットは?
ETFは上場投資信託というだけあって、投資信託の良いところを全て網羅しています。
具体的には次の4つです。
1 少額から分散投資できる
ETFは個別株に比べて、購入単位が低く設定されています。
個別株だと任天堂の500万円やファーストリテイリングの800万円などは中々購入できない金額ですが、ETFなら数千円から数万円でほとんどの銘柄を購入することができます。
また、投資信託と同じく指数に連動しているので、分散投資効果が得られます。
例えばS&P連動型のETFを買うとすると、S&P採用の500銘柄に投資するのと同じ効果があります。
ETFなしでS&P採用銘柄を全て買おうとすると、まとまった資金が必要ですが、ETFなら少額から分散投資できます。
分散することで集中投資するよりリスクも減ります。
1銘柄に投資していると、その企業が倒産してしまったら全ての資金がなくなってしまいますが、500銘柄なら、そのうち1企業が倒産したとしてもダメージはかなり少なくなります。
これが分散投資のメリットです。
2 費用が安いため、長期投資に向いている
ETFは同じ指数に連動する投資信託と比較すると、費用が安いことが多いです。
ETFや投資信託は保有しているだけで信託報酬等の手数料がかかるのですが、投資信託は販売会社に手数料が抜かれているのに対して、ETFは直接上場しているので中間コスト分費用が安くなります。
長期投資する際は少しでも費用が安いほうが、のちのち大きな差になってくるので費用が安いのは大きなメリットです。
3 さまざまな銘柄がある
ETFはさまざまな銘柄があります。
株、債券、リート、金や原油のコモディティに加えてレバレッジ型のETFまで、様々な資産クラスへの投資が可能です。
基本的には資産クラスは分散したほうがリスクは下がるの言われているので、容易に様々な資産クラスに投資できるETFはとても便利です。
4 リアルタイムで取引できる
ETFは金融商品取引所に上場しているので、取引時間中であればいつでも取引できます。
これは投資信託にはないメリットです。
投資信託では取引は1日1回で購入価格も自分で選ぶことはできませんでした。
ETFなら株と同様に指値も可能なので、自分の好きな値段で売買できます。
また相場の急変時も、投資信託だと売却申し込み後に約定までの間で価格がどんどん下がってしまうことがありますが、ETFなら成行ですぐ売却できます。
この機動力は投資信託にはない大きなメリットです。
ETFのデメリットは?
ETFもメリットばかりではありません。
次にデメリットもご紹介します。
1 ETF1本で分散投資はできない
投資信託ではバランスファンドといって、株や債券、リートに自動で分散して、配分も自動でリバランスしてくれる便利な商品があります。
しかし、ETFにはそのような商品はありません。
さまざまな資産クラスに分散投資したい場合は自分で組み合わせを考えて投資する必要があります。
2 複利効果が低い
投資信託では運用で得た配当などの利益を自動で再投資する機能があります。
その際に利益から税金分が引かれることはありません。
ETFでは自動で再投資してくれる機能はなく、一度利益が手もとに入ってしまうので、その際に税金分が引かれてしまいます。
よって配当を再投資するような投資をするならETFよりも投資信託の方が複利効果が大きくなります。
まとめ
ETFについて書いてみました。
投資信託と似た商品ですが、株のようにリアルタイムで売買ができるのが大きなメリットです。
ただし、複利効果は投資信託に軍配が上がるので、投資スタイルに合わせて商品を選ぶ必要があります。
今日の記事が少しでも役に立てば幸いです。
それではっ!
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