本記事では、鹿児島地盤の鶏肉生産大手、アクシーズ(1381)について調べてみました。
参考になれば幸いです。
業務内容等
アクシーズは鶏肉生産の大手で、鶏肉・鶏肉加工食品を提供している企業です。
ニチレイ、日本ハム等が主要な取引先で、そのほかフランチャイズ事業として、日本ケンタッキー・フライド・チキンやピザハットを展開しています。。
アクシーズでは「薩摩ハーブ悠然どり」という銘柄鶏を飼育しているのですが、
飼料製造から飼育・加工までを一貫して行っていて、自社で配合した抗生物質無添加のペレット飼料を与えるほか、無投薬で育てており、安全へのこだわりが感じられます。
また、鶏糞は関連会社のバイオマス発電所で燃料として利用し、自社の工場で利用されている等、環境保全にも力をいれている企業です。
アクシーズの株価チャート
アクシーズの10年チャートです。
短期では下がる場面もありますが、基本的には右肩上がりのキレイなチャートです。
食品関係はどうしても原料(アクシーズの場合は飼料)の価格次第で利益が増減してしまうので短期で株価が上下してしまうのは仕方ないかなと思います。
長期でみたときにキレイな右肩上がりなので問題ないでしょう。
出典: Yahoo Finance
アクシーズの売上高・営業利益の推移
売上高・営業利益ともに安定しています。
また、売上高営業利益率が10%以上と高い位置で安定していることから、効率的な経営が出来てきていると考えられます。
今後の成長も期待できますね。
アクシーズの純資産と自己資本比率
総資産・純資産ともに増加傾向で、自己資本比率も常に70%越えです。
非常に堅実な経営をしています。
アクシーズの配当推移
業績拡大に伴う増配傾向が続いています。
配当性向は20%前後と増配余力はあるため、今後も増配が期待できそうです。
まとめ
鹿児島県を地盤とした鶏肉生産会社、アクシーズについて調べてみました。
正直、思った以上に数字がよくてびっくりしました。
また、生産している鶏肉も高品質で安全・安心にスポットを当てていて、今後ますます需要が伸びそうな感じです。
懸念点として、ロシアウクライナ戦争による飼料の値段高騰が今後の業績に影響を与えてきそうなので、今後の決算はしっかりとチェックしていきたいです。
とはいえ、かなり堅実な経営をしているので短期的な原料高なら問題ないでしょう。
今後も要注目の企業です。
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