楽天証券大改悪!楽天カード積立のポイント付与率が0.2%に!!

資産運用

こんにちは!るーです。

楽天証券の楽天カード積立の大改悪が話題になっていますね。

ここまで改悪するか、という内容だったので、今後どうするか含めて考えてみました。

楽天証券改悪内容

まず楽天証券の改悪内容についてです。

改悪の内容は大きく分けて2つあります。

1つが、投資信託保有残高に応じてもらえていた楽天ポイントがもらえなくなること、2つめが、楽天カードによる投資信託積立買付時にもらえていた楽天ポイントが減ることです。

順に解説していきます。

保有残高に応じてもらえていた楽天ポイント廃止について

こちらは今まで保有残高に応じて毎月一定の楽天ポイントがもらえていたサービスです。

投資信託の種類にもよりますが、保有残高10万円につき、毎月3~10ポイントもらえていました。この制度が2022年4月1日より廃止となります。

完全廃止です!

結構な衝撃ですね。

今後は投資信託の残高が一定の額に到達するたびに微々たる楽天ポイントがたった1度だけもらえるようになるようです。

これ、意味ありますかね?

完全廃止とまったく変わらないのですが、潔くないというかなんというか…

楽天カード積立時の付与ポイント減額について

こちらは現在積立額の1%を付与されているサービスです。

これが2022年9月の買付分より、主要なインデックスファンドに関しては0.2%の還元に変更されます。

主要なインデックスファンドといいましたが、楽天証券のHPには、「信託報酬のうち、当社が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満の銘柄」と記載があるので、主要どころかインデックスファンドは全滅かもしれません。

特に積立NISAに組み込まれているファンドはおそらく全滅かと。

毎月上限の5万円積み立てている場合、1%と0.2%だと400ポイントの差ができます。

年間だと4800ポイントですね。

商品が変わらないのに、ただカードで積み立てるだけでこれだけ差がつくなら楽天証券で積み立てる必要性はまったくないですね。

競合他社の類似サービス

他社の類似サービスの還元率を確認してみます。

SBI証券

まず、SBI証券です。

投資信託保有残高に応じたポイント還元については、投信マイレージというサービスを行っていて、銘柄に応じて0%~0.2%還元されます。

0%の投資信託はETFやREITなどSBI証券が定めた投資信託なのですが、積立NISAで主力となる低コストインデックスファンドはどんな低コストのファンドも0.02%以上は還元されています。

実質的に信託報酬引き下げと同効果なので非常に大きな還元ですね。

SBI証券は三井住友カードによる積立でもポイントが付与されていて、基本付与率は0.5%です。

三井住友カードゴールドなら1%で、三井住友プラチナプリファードなら2%です。

三井住友カードはノーマルカードは年会費無料ですが、ゴールド以上は年会費がかかります。

ただし、ゴールドカードは年間100万円以上利用することで年会費が永年無料になるようです。

大きな買い物があるかたは狙ってみてもいいかもしれませんね。

マネックス証券

次にマネックス証券です。

マネックス証券でも、投資信託の保有残高に応じたポイント還元を実施しています。

マネックス証券では銘柄によって、0.03%還元のものと0.08%還元のものに分かれていて、他に還元なしの銘柄があります。

還元なしの銘柄の中には、SBIアセットマネジメント系の低コストインデックスファンドが含まれています。(SBI・V・~インデックスファンド等)

しかし、他の積立NISA対象銘柄はしっかり0.3%還元のグループに入っており、SBI証券より還元率が高い銘柄も多いです。

また、マネックス証券では、マネックスカードによる投資信託積立で1%分ポイント付与されるサービスを2022年2月下旬より開始予定です。

マネックスカードは年会費無料のクレジットカードです。

還元率1%であり、楽天証券の還元率が下がれば、無料のクレジットカードでは最大の還元率となります。

今後どうする?

楽天証券で投資信託の積立を行っている場合は、SBI証券かマネックス証券に切り替えたほうが良いでしょう。

楽天証券は保有していても購入してもポイントがつかないので、他社と比較して楽天証券で購入するメリットがひとつもありません。

積立NISAは年の途中で乗り換えできないので、来年からですね。

また、特定口座で積み立てている分に関しては、SBI証券が投資信託移管手数料キャッシュバックプログラムを実施中ですので、無料でSBI証券に移管することができます。

SBI証券かマネックス証券かは好みによりますが、大手のSBI証券の方が改悪が少なそうなので、積立NISAはSBI証券、

改悪されたら移管すればいいと考えれば、特定口座はマネックス証券がリスク少なめにポイント付与の恩恵にあずかれそうです。

まとめ

楽天証券の投資信託カード積立で大改悪がありました。

楽天証券で投資信託を保有するのも、楽天カード積立をするのもメリットがまったくなくなってしまいました。

競合他社ではSBI証券とマネックス証券に類似サービスがあるので乗り換えたほうがいいですね。

継続付与される予定だったポイントが付与されなくなるので、今後何年かを考えたら間違えなく乗り換えたほうが良いです。

積立NISAは年内の乗り換えができないので、来年忘れずに乗り換えるようにしましょう。

それではっ!

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