資産運用の必要性について。やっぱり株とか?貯金じゃダメなの?リスクは取りたくないけど、と思っている方に向けて。

資産運用

こんにちは!るーです。

今日は株や投資信託を利用した資産運用の必要性についてです。

資産運用についてはなんとなくわかったけど、貯金以外に株とか投資信託とかって必要なの?

貯金は十分にあるけど…って思っていませんか?

もちろん、それが不正解だとはおもいませんが、正解ともいえません。

株や投資信託を利用した資産運用について理解した上で貯金する分には問題ないと思いますが。

というわけで、順に解説していきます。

貯金が絶対に良いとは言えない理由

貯金のデメリットは金利が低いことです。

つまり、なかなかお金が増えないということです。

逆にメリットは、元本を棄損しない(預けた分がマイナスにならない)ということです。

マイナスにならないならお金がそこそこある人はわざわざリスクを取らないで貯金でいいんじゃないの?

と思った方は注意です。

なぜなら物価は基本的に上がっていくものだからです。

海外によく行くかたは、行くたびにものの値段が高くなってるような気がしませんか?

アメリカでは体感的に15年前より1.5倍くらいの値段になってる気がします。

おそらく東南アジアや南米はそれ以上じゃないかなと思います。

なんで物価が上がっていくかというと、次の2つの理由があります。

① 人がものやサービスを欲しがる(需要が上がる)と高くても売れるので値段が上がる

② 不景気(今回のコロナ禍やリーマンショック時)の時は経営が厳しい業界や生活に苦しい人が出てきて、政府がお金を援助する、つまり世の中にお金が増える。

この二つの理由を考えてみると、厳密には少し違うのですが、簡単に考えると世の中のお金の総量は増え続ける一方で減ることはない。

そして、お金の総量が増えれば手元のお金が増えているということなので、高くても買えるようになる、と言うことができます。

だから物価は上がり続けるのです。

日本にいるとあまり実感がないかもしれませんが、それでも15年くらい前は自動販売機のジュースは110円が多かったのが、今では120円が多い気がするので少しずつですが物価は確実に上がっています。

ちなみに日本で物価が上がっていないのは日本人は貯金が好きで、お金が消費に向かわないからです。

消費をしないと、企業は儲けることができなくて、企業の成績が悪いと外国のお金は入ってこないのでますます成長できないという悪循環が待っています。

だからアベノミクスで物価を上げようとしていたんですね。

物価は基本的に上昇傾向にあるのが普通であるので、物価の上昇率よりも利率の高い金融商品で資産運用しないと資産が目減りしてしまうのです。

具体的には物価の上昇率が年率1%だとします。

銀行の預金の利率が0.1%だとします。

そうすると現在100万円で買えるものは1年後は101万円払わないと買えなくなります。

しかし、銀行に預けている100万円は100万1000円にしかなりません。

つまり9000円資産が減っているのと同じなんです。

これが貯金が絶対に良いとは言えない理由です。

株や投資信託はどうなの

では株式や投資信託はどうなのでしょうか。

先ほどと同じ例で考えてみます。

物価の上昇率が年率1%だとします。

株式の期待リターンが3%だとします。

現在100万円で買えるものは1年後は101万円払わないと買えなくなります。

株式に100万円投資していれば103万円になる可能性が高いので、資産の目減りを減らすことができます。

もちろん株式は100%の確率ではないのでリスクもありますが、なるべくリスクを下げる方法ならあります。

それは「時間と金額を分散して投資する」ということです。

例えば100万円持っていたとして、今すぐに100万円を投資すると、その後右肩上がりに株価が上がり続ければ良いですが、そうじゃないと苦しいですよね。

でも例えば毎月10万円づつ10か月に分けて投資すれば、株価が高いときは少量の株数を、株価が安いときは多量の株数を購入することができます。(例えば、1株5万円なら2株、1株2.5万円なら4株買えます。)

そのように時間と金額を分けて購入することで購入単価をならすことができて、高いところで購入してしまうリスクを防げます。

まとめ

株式や投資信託など、貯金以外の資産運用の必要性について解説しました。

物価は通常、上昇するものなので、物価上昇率よりも上昇率の期待できる金融商品で運用しないと資産が目減りしてしまいます。

貯金が絶対に悪いとは思いませんが、コロナ禍で大量にお金が投入されている現在、物価の上昇は近い将来避けられないのかなと思います。

今のうちから、株や投資信託等、貯金以外の資産運用についても情報収集して、自分の資産を守っていきましょう!

それではっ!

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